紙漉き体験と三島高校書道部の生徒さんとの交流体験

えひめ子ども観光大使の最終講座は、四国中央市。

紙のまち資料館での紙漉き体験と、三島高校書道部との交流体験でした。

 

午前中はまず、紙のまち資料館。

はがきと色紙をすきました。

冷たい水に、木の枠を付けてちゃぽちゃぽ。

色水や葉っぱなどでデザインをしたあと、機械で一気に水分を飛ばします。

フエルトでおおざっぱに水分を取った後、三角形の乾燥機できっちりと乾かすこと十数分。

ローラーを通して表面を平らにして、アイロンをかけると出来上がりです。

同じ要領で、今回は色紙も漉きました。

大きさがはがきの何倍もあるので、ほとんどの子がすごく凝ったデザインにしていました。

 

午後からは、三島高校書道部のお姉さんたちとの交流でした。

会場は、四国中央市の福祉会館4階。

本日は、同会場で三島高校の芸術発表会が開催されており、美術部や茶道部、科学部の生徒さんたちがそれぞれの作品を展示したり、おもてなしをしたりしていました。

3つのグループに分かれたえひめ子ども観光大使の子たちは、書く活動、鑑賞する活動、そしてお茶をたしなむ活動を、それぞれ順々に体験させていただきました。

どれも楽しかったようですが、なんといってもメインは書道部の皆さんに教えていただく「書道」です。

小学生が通常学ぶ楷書ではなく、篆書、隷書といわれるような文字に挑戦。

お手本を見ながら書いたところを、お姉さんたちがその子たちに合わせたアドバイスをしてくださいます。

顧問の阿部先生も直々にアドバイスくださる場面もありました。

近くのテーブルでは、美術部と書道部のコラボで、素敵な絵と文字の入った色紙を作っていただけるところがあって、保護者の方々はそちらにも足を運んでいました。

それにしても、書道部の生徒さんの礼儀正しさ、優しさ、そして作品の素晴らしさにはほれぼれしました。

今回の活動で、たくさんの子どもさんや保護者の方々が、書道への興味関心がぐっと高まったと思います。

 

紙のまち資料館の皆様、三島高校書道部の阿部先生、生徒の皆様、本当にありがとうございました。