うわじま子ども観光大使、えひめ子ども観光大使の子どもたち34名と、愛媛県知事を表敬訪問してきました。
最初に私から、中村知事に子ども観光大使の活動の概要を説明しました。
そのあと、全国大会で宇和島の活動報告をした時の動画をご覧いただきました。
今回は、ここからがメイン。
知事さんと子どもたちとの懇談タイムです。
私から子どもたちに「心に残っている講座は?」と尋ねると、子どもたちが手を挙げて答えていきます。
宇和島の「真珠玉出しとアクセサリー作り」、砥部町の砥部焼てび練り体験、伊方町のちりめん漁体験などがあがりました。
次は、知事さんからの質問です。
「もし、私が宇和島に行きたいなあと思ったら、どこがおすすめですか?」
子どもたちから出た答えの一つは、こうでした。
「宇和島に来てもらったら、おいしいので三間米を食べてもらいたいです!」
元気のよい答えでした。
えひめ子ども観光大使の子たちからは、「真珠」をおすすめするという言葉が出ました。
「貝を割って……」と真珠を取り出すときのことを、一生懸命に中村知事さんに説明していました。
この後、知事さんからは、フィッシュガールの話が出ました。
宇和島水産高校の女子生徒がマグロの解体ショーを全国各地、いや世界各地で開催している、素晴らしい取り組みのことです。
大きなマグロを、包丁一本で解体すること。
2人で解体ショーをやること。
そうしたマグロはあっという間に売れてしまうことなどを教えてくださいました。
そういえば、現フィッシュガールは、うわじま子ども観光大使第3期生の子のお姉さんです。
また、うわじま子ども観光大使の子たちがじゃこ天作りを教わっているのはフィッシュガールの所属する水産食品科なのです。
時間も終盤に差し掛かってきたので、ここで私が子どもたちに話を振りました。
「子ども観光大使をやる前とやり始めてからで、自分の中で変わったことってありますか?」
「ぼくは、中予が県庁所在地だからすごいのかなって思っていたけど、いろいろな体験をしてきて、自然と遊べるというのがあまりなくて、そこがもう少し(中予に)あればいいなと思いました。」(えひめ子ども観光大使)
「子ども観光大使に入る前は、そんなに宇和島のことを考えなかったけど、入ってから宇和島のことを考えることが多くなりました。」(うわじま子ども観光大使)
ここから、中村知事はいろいろな話をしてくださいました。
本当はすごいことなのに、住んでいると当たり前に思って気付かないことがある。
都会から見たら、魅力がいっぱいであること。
まだまだ魅力がいっぱいあるので、みんなの目で魅力をいっぱい見つけてもらいたい。
ここで予定していた時間になりそうだったのですが、なんと、中村知事さんは「まだ大丈夫ですよ!」と言って、宇和島や愛媛のさまざまな魅力について語ってくださいました。
あっという間でしたが、すごく充実した時間でした。
表敬訪問のあと子どもたちと話していると、中村知事さんに対して、すごく話しやすい方だと思ったと言っている子がいました。
知事さんの言葉を励みに、子どもたちとともに、また1年しっかりと体験を積み重ねていこうと思います!