感動したえひめ子ども観光大使の作文発表

認定式で読んでもらった二人の作文に感動しました。

いずれも4年生の女の子です。

いろいろあったけど、ここまでやってきてよかったなって、心底思いました。

 

保護者の方のお許しをいただいたので、ここに紹介します。

 

■子ども観光大使に参加して

 私は、二年生の二学期に静岡県裾野市から引っ越してきました。愛媛県に来たばかりのころ、方言も場所もわからず、友達の言っていることが分からないことがよくありました。

 今回、このえひめ子ども観光大使の一期生として愛媛の端から端の場所にいくことで愛媛のことをだんだん知ることができました。

最初の授業で私が知っていたのは、愛媛県の花だけでした。魚や、鳥や、木などもあることを知り、面白かったです。その日の砥部焼の講座では少し失敗したので出来上がりがとても心配でしたが、ツルツルで真っ白なハートの形のお皿ができました。そのお皿は、おばあちゃんにプレゼントしました。おばあちゃんは、お皿を大事に飾ってくれています。

 私がこの講座で一番楽しみにしていたのは、民宿遊海さんでの真珠の玉だし、アクセサリー作りでした。玉だし体験の時、奥のほうまで指を入れて固いものがあったとき、何色だろう?とドキドキしました。取り出すときれいな黄色でとてもうれしかったです。その玉は磨くともっと輝いてきれいでした。キーホルダーは私の宝物になりました。

 カツオのたたき体験ではおばあちゃんも一緒に来てくれました。あまりとれないカツオを県外までわざわざ取りに行ってくれたと聞き、驚きました。カツオと一緒にあたたかいご飯まで用意してもらって食べました。とてもおいしかったです。お母さんは体験の後から魚がさばけるようになったとよろこんでいます。

 私は6つの講座に参加しましたが、どの講座にいっても、いろいろな人に優しく、丁寧に、楽しく教わることができました。おかげで、学校の友達よりもたくさんの愛媛県の自慢を知っています。その自慢を学校で新聞にし、クラスで紹介しました。愛媛県にはたくさんの良い所や、物があることを学校や裾野の友達にも教えてあげたいです。観光大使の活動がまたあればみんなと一緒に参加したいです。

 

■えひめ子ども観光大使を受講して

 五月十四日、えひめ子ども観光大使の最初の講座「えひめの魅力再発見!」の日。私は、どんな講座が始まるのだろうかと思って席に座りました。周りを見ると、知らない子ばかりで、ドキドキしました。講座では、愛媛県のことをいろいろとを教えていただきました。魚は鯛が有名だということ、みかんの生産量は和歌山県に次いで第二位だということは知っていましたが、県の木が松であるということや、県の石のことなどは知りませんでした。この講座を受けた後、学校でも愛媛県について勉強しましたが、いつもより楽しく勉強ができました。

 他にもたくさんの体験講座を受けました。「砥部焼」「絵手紙」「真珠のアクセサリー」「カツオのたたき」といろいろとありました。中でもむずかしかったのは、「砥部焼」と「絵手紙」でした。砥部焼のてびねり体験は、ひびが入ってしまうので、ひびをなくすようにするのに苦労しました。絵手紙は、筆の持ち方がふだんとはちがっていて、むずかしかったです。

 すごく感げきしたのは、「真珠のアクセサリー」と「カツオのたたき」を作る体験です。どちらも言葉では言い表せないくらいの楽しい体験でした。講座はどれも楽しかったので、最後の「今治タオル」を作る体験に参加できなかったのが残念です。参加した人たちは、きっとすごく楽しかったのだろうなと思います。

 私は、今日、えひめ子ども観光大使の第一期生として認めてもらいました。これからは、愛媛のすごさやよさを、全国の人たちに知ってもらえるようにしたいです。そのために、自分でもっともっと愛媛のことを知り、いろんな体験をしていきたいと思います。

 最後に、私たちが楽しく活動できたのだのは、講座で教えてくださった先生たちや信藤先生をはじめとする実行委員会の先生方がいたからだと思います。本当にありがとうございました。