愛媛県の東の端、四国中央市に集まった「えひめ子ども観光大使」の子どもたち27名。
早速取り組んだのは、はがきの手すき体験でした。
まず、木の枠(はがきサイズ×2)をザパッと水につけます。
水といっても、紙のもとになるものが溶かし込んである白っぽい水です。
木枠を何度かゆすって、ザッとすくい上げると木枠の中に白いぼこぼこした紙らしきものがたまっています。
そこに飾り付け。
色を付けたりもみじを置いたりと、子どもたちは思い思いのデザインをしていきます。
次は、掃除機のようにギュイーンと音のする機会の上に乗せ、水分を吸い取ります。
そして、布で水分を吸い取った後、枠から出します。
さらに乾燥させる器具にペタッと貼り付けます。
あとは、乾くまで「待ち」です。(乾いたら、はがきに使えるように郵便番号の枠の印を押すなどしました。)
要領がわかったら、次は美濃版紙(A3)に挑戦。
大きな木枠を用いて、同じことをやります。
子どもたちも2度目になると、少し要領がよくなってきたように見えました。
それにしてもA3は大きいです。
小さな子どもたちが大きな紙をすいている様子は、とてもかわいらしく見えました。
紙をすいているとあるお母さまが教えてくださいました。
「私のころは、卒業証書を自分で漉いた紙に書いてもらっていました!」
驚きです。
自分で漉いた紙に文字を書いてもらって作った卒業証書。
きっと宝物ですね!
さて、この日は自分で漉いた美濃版紙を、あるところに持っていきました。
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